High×Jokerイベント感想。
不満点を書いたので真面目な感想を。
にしても頑なに楽器弾かない(それはどうでもいい)
まずは雑誌。
吉田大先生の作品の素晴らしさは「イベント中でスタッフが忘れたのでは…?」と思うような内容もしっかりと拾ってくれるところですね。
吉田先生に「こういう話を~」と勿論言ってくれてる人がいるとは思うんですが、何故それをイベントに(ry)
特に春名と旬の雑誌が素晴らしいですね。
旬雑誌の何がいいって「父親」がとうとう登場。
同時にイベントも含めて「やっぱり、オルトプラス(というかハイジョ担当?)は旬と夏来が好きなのではないか」という気持ちにもなるわけですがまぁそれはいいです。
旬の父親の登場はしたのに隼人の兄や夏来の妹はもっと前に言われてるのにでないのかよ、とか思ってしまいますが
お忘れの方がいらっしゃるかもしれませんが、旬と父親にわだかまりがあるのはSL04のドラマパートの夏来のセリフで予想されていました。
かといって頑張る旬に対して父親が怒鳴ったのではなく
「可愛い息子が夜遅くまで起きてて心配でちょっと大きな声で聞いた」
というようにも見えるので現在ではどういう人物か解りませんね。
ドラマCDからすると旬のアイドル活動に関してけして反対していない(むしろバンドorアイドル活動を通して少しずつ近づいたともとれる)ので旬の父親が悪い人物かどうかは不明です。
ただ、「珍しく声をかけてきたかと思えば」というセリフからすると旬のパパンは旬の事を凄い可愛がってるけど無口な人なのかもしれませんね。
否、単に厳しいだけなのかもしれないけど、この作品は一応3歳以上対象なのでそんなあぶな…アーーーーーでも、直央君の母親は離婚していた…しかも巻緒は母親亡くなってるし、山下先生は天涯孤独の身……
対象年齢上げた方がよくないですか??
まぁ戻って旬の父親については未だ不明なのでこれからが楽しみですね……☆
春名雑誌
秋山隼人に対しての若里春名の想いがやばすぎる
はるはやの腐女子とかそういう事を抜きにして、春名にとって隼人って本当に「高言う風になりたかった象徴」というか「眩しすぎる存在」なんだろうなって改めて感じました……。
OPあたりから春名はとうとう「ハヤトたち」になり、今回「ハヤトとみんな」になりました。
お前は夏来の「ジュンとみんな」みたいなカテゴリになってしまったのか、やばすぎないかリズム隊
多分、春名にとって仲間である事には変わらないだろうけれども、隼人の事を「リーダー」と一番言う、頼る人間である事からして春名にとっての隼人という存在は本当に大事な存在なのだと思います。
春名がHigh×Jokerになじむまでのゲームでのお話というのはなく、ドラステで少し語られるのみですが、ドラステを見れば解るとおり、秋山隼人という人物は二留して退学にならないことだけを考えていた自分を「自分に期待してくれた初めての人物」でもあります。
春名は薄々、隼人と自分の違い、隼人のキラキラしている部分と退学しなければいい、点数稼ぎにしか思っていない自分とのギャップを感じていました。
しかし、春名は隼人の言葉によって「自分をあんな風に捕えていてくれた」=「バイトで忙しいのに毎日弾いてくれる」=「努力家」とよく捕えてくれます。
隼人というのは「こうなって」でもなく「こういう人でしょ?」という押し付けでもなくあくまで「この人はこうなんだ」って無邪気に純真にただそうであると思っているんです。
信じこんでいるわけでもなく、思っているだけ。
相手の良いところ探しがとても上手な子なのです。天使か
隼人にとってはけしてそれだけのことなのですが、春名にとってはその言葉にどれだけ救われたか、どれだけその言葉が衝撃だったのかは多分プロデューサーである私たちにも理解はできません。
ただ、その言葉をきっかけに春名は徐々に変わっていきます。
春名にとって隼人は本当にいつも「欲しい言葉」をくれる人物であり、自分の予想を軽く越えていく人物でもあります。
Hip!Hop!Dance!では『俺たち5人でHigh×Jokerだろ!』と言ってくれたこと。正月ライブで『太陽みたいな存在』と言ったこと。スパライ2015でお互いあのステージに立ちたいと思いを打ち明けたこと。
その隼人の想いにこたえるよう春名は変化していく。
心のどこかでただのヤドリギだった場所が「自分の居場所」に変化していく。
サーカスで「どんな悩みもテキトーにしないで、なんとかしようと努力するだろ。そんなハヤトだからオレたちHigh×Jokerのリーダーなんだよ。自信もてって!」と癌気付けたこと。
2rdアニバで「(隼人がそうだから)オレも頑張れるんだよな」といったこと。
今回イベントで「リーダーが頑張りすぎて倒れると困る」と考え自分も頑張ろうと思ったこと、「オレたちはリーダーについていくだけ」といったこと。
High×Jokerに関わらずどのユニットもそれぞれが逢わなければきっと今の彼らはなかった。
でも……
きっと若里春名に秋山隼人が与えた影響というのは計り知れないし、彼がいなければ私たちが好きな若里春名という存在はなかった
と思う。
そして、何よりも春名は本当に隼人の事が好きなんだと思う。春名にとって隼人はリーダーで、仲間であると同時に憧れの存在で尊敬すべき人で、こうなりたかったと思う人物であり、同時にこの人がいなければ道に迷う、まるでセントエルモの灯火のような存在…。
人生における羅針盤であり、太陽も月も星も全部包む天上の空のような人物そのものなんじゃないかなと思うのです。
他にも言いたいことはありますが、後に続くのでここでまずは区切ります。
イベント内容
内容そのものは特に言うことなし。
スタライでカリカリして怒っていた旬が今度は隼人を慰めるような立場になったよ、っていう感じとしか初めは思っていなかったのですが
改めて作品を読んで思ったのは、
今まではずっとメンバーに与えてばかりいた秋山隼人という存在が徐々に色んなものを返して貰っている、という状況なのではないか?
と感じるようになりました。
今年、サーカスライブから徐々に隼人は思いを吐きだすようになり上手くいかない自分に対しての焦りを口に出すようになりました。
隼人らしくないのではなく、あくまで秋山隼人らしさを前面に出しているのでけしてネガティブにはなっていないのですが、これはあくまで「秋山隼人」を主軸になってる場合で、
「隼人以外」を主軸に考えたら別なのかもしれない。
今までずっと隼人が引っ張ってくれたから、秋山隼人という存在がずっといてくれたから成り立ってきたHigh×Jokerが徐々に、隼人によって支えられるのではなく、隼人を支えようとするように変わってきました。
そう考えると「秋山隼人の話」(第一部)はもう折り返し地点になってるのかもしれない。
正月ライブでもうHigh×Joker(第一部)は折り返し地点にきていて、メンバーの絆は永遠のものになった。
隼人に対する信頼はもうゆるぎなく、そして隼人がそう思ってくれているから頑張ろうとみんな思うようになった。
けれど、隼人は自分への評価は低いまま。
先ほどの春名で区切ったことはこれです。
今後、サーカスライブ、チアライブを通して隼人イベントに言える事は「これからは隼人は隼人だからこそ自分達にとってリーダーなんだよ」というテーマなんじゃないかな
と二つのイベントを通して思いました。
そう考えるとたった10話という話で残念ではありますが、今回だけでは描ける話ではないので
いつくるか解らない次回隼人上位でとうとう隼人の兄について語られ、隼人の胸のうちが理解し、隼人の悩み、苦しみ、そしてそんな隼人が好きだと、リーダーで良かったとメンバーが救いあげるフィナーレ(第一部)がとうとう来るのかな……
と期待したいと思います。
最後に。
久し振りの隼人上位イベントを走れたことを心から嬉しく思います。
願わくば他の待っている上位キャラ、そしてまだ2枚しかない上位SRキャラ、まだ3枚しかない上位キャラを均等にして丁寧にローテーションを組んでほしいな…と思います。
以上くだらない私なりの今回のイベントに対しての感想でした。